2013-01-13 魯山人ゆかりの料亭「山乃尾」へ 金沢 芸術家であり美食家であった北大路魯山人。機会があって、彼が逗留した金沢の料亭「山乃尾」へ。ひがし茶屋街を通り抜け、卯辰山へと続く傾斜地を昇り、門をくぐって石畳のアプローチを経てやがて玄関に。季節の花と友禅が迎えてくれます。金沢の冬ならではの料理は、九谷焼や輪島塗の器にあしらわれて味わうことができます。座敷から眺める庭は、心を穏やかにしてくれる。頻繁に足を運べるところではありませんが、金沢に生まれてよかったと心底感じることができるひとときでした。