Design + Blog

取材、デザイン、時々コーヒーやカメラに思いを巡らせる毎日。

2018-01-01から1年間の記事一覧

「SHOE DOG 靴にすべてを。」

起業あるあるが満載 「SHOE DOG 靴にすべてを。」フィル・ナイト著。新聞の書評欄で目にした時には、アメリカの大企業のサクセスストーリーなんて縁遠い話と思っていた。 取材先で、インタビュー相手が直前まで手にしていたので気になって読み始めた。 読み…

「君たちはどう生きるか」吉野源三郎著

80年前に書かれた児童書 「君は何も生産していないけど、大きなものを毎日生みだしている。それは何だろうか?」(吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」) 戦争に向けて国家体制が強まっていく80年前に書かれた児童書が時を超えて、今の自分の心に響く。 80…

龍馬が2度訪れた地、福井

福井藩はなぜ、多くの賢人を生みだしたのか 5年後に迫った北陸新幹線の福井延伸に向けて、この春に特集記事を書いた。 龍馬が幕末に2度訪れた地、福井。 それ以降、幕末期の福井藩に対する関心が一層深まっていった。 福井藩主・松平春嶽公にはじまり、「…

ブラジャーで勲章をもらった男

出版に関わった方と出会うという偶然 「ブラジャーで勲章をもらった男」。 奇をてらったタイトルだなと書評欄で目にした時から気になっていた。 不思議なことがあるもので、気に留めていると、この書籍の出版に関わり本文中に何度も登場する方と偶然出会う。…

晴耕雨読ならぬ晴動雨読

晴耕雨読、優游(ゆうゆう)するには至らず 日本列島は先週来、記録的豪雨に見舞われ、各地で大きな被害が続いている。 被害に遭われた方には、心からのお見舞いを申し上げます。 「晴耕雨読」は、日本の漢学者塩谷節山の詩が出展だとか。 田畑に囲まれ、世…

司馬遼太郎記念館

ものを書くことに携わる者として 大阪へ出向いた際に、足を延ばして司馬遼太郎記念館へ。 今回が二度目の訪問。 新聞記者から作家に転じて、日本人と歴史を追い求め続けた司馬遼太郎氏。 梅雨の晴れ間の蒸し暑い日、駅からは少し離れた記念館まで汗をかきな…

北方謙三氏 新シリーズ「チンギス紀」

「私には、言葉という武器がある。歴史を創った英雄であろうと、言葉が尽きないかぎり、私は書ける。言葉の先に、物語があるのだ。」 (北方謙三氏「執筆にあたって」) こんな文章を目にしたら、読まずにはいられない。 ということで、新シリーズ「チンギ…

コーヒーと本

コーヒーと本、コーヒーと文学は相性が良い。 書店で目にして、すぐに買い求めた一冊。 「こぽこぽ、珈琲」(河出書房新社) 著名な作家によるコーヒーエッセイアンソロジー。 寺田寅彦、吉田健一、團伊玖麿、野呂邦暢といった学生時代に必要に迫られて読ん…

コミュニティカフェを舞台にしたお芝居

「コミュニティカフェを舞台にした演劇を制作したい」。 京都の劇団の方からお話があり、お役に立てればと協力させていただきました。 さまざまな人が集い、場所と時間を共有する中で、さまざまなドラマが展開される。 そんな地域の居場所、まちの縁側となる…

光のどかにかすむ日

季節の変化を示す七十二候では立春の末候。 魚上氷(うおこおりをいずる)。魚が暖かさを感じ、割れた氷の下から魚が跳びはねる頃。 今日は青空が広がり、気温も上がりそうな金沢。 来週からは、まだ寒い東北へと旅立ちますが...

雪見カフェ・オ・レ

相変わらず降り続く雪。 世の中は休日。 来客もアポイントメントもないこんな日は外出もせず 終日こもって書類作成と原稿書き。 いやになるほど雪を見る毎日。 牛乳もあったので、カフェ・オ・レを作って、 ベランダから雪を見ながら味わってみた。

旅先のカフェにて その2

新しい居場所をデザインする仕事で伊豆半島、伊東へ。 うんざりするほどの雪に包まれた北国からの移動には、青い空、きらめく海、穏やかな気候が心地よく。 仕事が終わり、電車に乗るまでの時間があり、駅前のカフェに。 旅先で、初めて入るカフェ。 どんな…

白山検定 取材で学んだこと

昨年取材を担当した「白山検定 参考書」(白山市観光連盟発行、北國新聞社発売)。取材の醍醐味は、未知の領域へと踏み出すことです。分かりやすくいえば、新たなことを知ることにあります。 白山市を取り巻く歴史上の人々の取材。加賀の千代女や暁烏敏ら著…

珈琲が呼ぶ

学生時代に読みふけった赤い背表紙の文庫本。 青春だった片岡義男氏の作品。 風を感じたくてバイクに乗り始めたのも彼の作品を読んだから。 山奥にある風呂で、長い髪の素敵な女性と出逢えると思ってツーリングにも出かけたな。 大人になって、「コンバーチ…

建築とデザインを巡る映画

建築とデザインを巡る人々の才能と葛藤が美しい映像美で描かれます。 東京・上野の国立西洋美術館をはじめ、世界中の著名な建築物を手掛けた巨匠ル・コルビュジエと、インテリアデザイナーとして名を残すアイリーン・グレイ。 二人を主役に描いた映画「ル・…

覚悟した瞬間から始まる道がある

「これよりほかに道はない、と覚悟した瞬間から始まる道がある」。読売新聞に掲載されている「人生案内」。ライターの最相葉月さんの回答が毎回素晴らしい。短い文字数で、これだけ的を射て、ウイットに富んだ答えを展開される才能には驚かされます。この日…

豪華絢爛 デラックス

金箔レースジュエリー Gold-Knot 伊勢丹浦和店出展も最終日の1月22日まで残り2日となったこの日、スペシャルゲストがご来店。 石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」が当社ブースにお立ち寄り。金箔レースジュエリー Gold-Knot 作品が並ぶ…

旅先のカフェにて

出張とはいえ、旅先での楽しみの一つは、地元のカフェに入ってその地の空気に包まれながら、コーヒーを味わうこと。好きな読書を楽しめるひと時でもあります。JR浦和駅西口にある OkiOkiCafeに入ってみました。 明るい光が入ってくるカジュアルな空間で、…

30年ぶりの再会

出展のために訪問中の浦和。30年ぶりに大学の同級生と再会しました! 伊勢丹浦和店に弊社のデザインアクセサリー、金箔レースジュエリー Gold-Knot 出展中、浦和に住む大学の同級生が訪ねてきてくれました。 フェイスブックでつながっており、「お店をお訪…

コーヒーもいいけれど…

コーヒー好きで、いつでもどこでも一日何杯もコーヒーを飲みます。 それでも時には、コーヒーはちょっと違うかなという気分に。 そんな時に手軽に日本茶をいただきます。 年齢を重ねてお茶がおいしく感じるようにもなってきました。 茶道をたしなむなんて、…

ボルサリーノ!

ハットピンは、Gold-Knot のブランド立ち上げ時から展開するアイテムの一つです。 イヤリングやネックレス以外に、気軽に身に着けてもらえるアクセサリーとして誕生しました。 男性が身に着けてもキラリとセンスが光り、小粋にコーディネートいただける逸品…

新年第一弾! チラシ掲載ありがとうございます

いよいよ新年第一弾の 金箔レースジュエリー Gold-Knot の出展です。10日(水)から伊勢丹松戸店で開催される「加賀百万石物語」。チラシのタイトル下に Gold-Knot 新作をご紹介いただきました。これまで毎年開催されてきた催事ですが、弊社が伊勢丹松戸店…

発送完了

週が明けて、いよいよ金箔レースジュエリー Gold- Knot の出展、首都圏シリーズが伊勢丹松戸店を皮切りにスタート! 商品をコンテナケースに梱包し、宅配業者の営業所へ。 このコンテナケースは、現地に到着後は折り畳んで収納できる優れ物。 商品の整理が…

連休初日の朝

今日から暦は三連休。事務所近くのいつものカフェでモーニング。 さすがに連休初日の早朝は、普段の常連さんの姿もなく。人も少なく、時間がゆっくり流れていきます。 観光の家族連れやカップルも次第に店に入ってきました。 さあ、事務所へ向かおう!

準備は続くよどこまでも

週明け10日(水)から、金箔レースジュエリー「Gold-Knot」は 伊勢丹松戸店 に出展です。 出展前は毎度のことながら、準備に追われます。 デザイナーはクリスマスの出展から、正月気分に浸る間もなく、新たな作品づくりに集中。 こうしてでき上がったアクセ…

モノクロの街

金沢は年明けから雪。 事務所の窓からは、金沢を代表する観光地である長町武家屋敷跡が見渡せます。 黒瓦の屋根は、白く雪化粧。 雪雲と吹雪で空も白くかすみ、見渡す限り白と黒のモノクロの世界。 以前、金沢を訪れた作家の北方謙三氏に金沢の印象を尋ねる…

仕事始めは出展準備から

松の内が明けると、すぐに金箔レースジュエリーGold-Knotの首都圏での出展が続きます。 そのために、3が日を待たずに、出展の準備中。 デザイナーは新しい年の作品ディスプレーを試行錯誤。仕事始めは、作品の発送準備と展示プランニングから。首都圏出展予…

新年あけましておめでとうございます

新春のおよろこびを申し上げます。 皆さま方には良き新年をお迎えのことと存じます。 昨年中はたくさんの方々に、並々ならぬご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。 大晦日から正月2日までは、ありがたくも加賀一の宮「白山比咩神社」のお側でお仕えしてい…