Design + Blog

取材、デザイン、時々コーヒーやカメラに思いを巡らせる毎日。

夏の囲炉裏

 

普段、仕事をする事務所は、ビルの8階。

 

窓は開かず、温度調節はエアコンに頼りっきり。

 

おまけに、全面ガラス張りの窓越しに差し込む陽の光は、機密性の高い室内の温度をあっという間に上昇させます。

 

週末に足を運ぶ里山の古民家では、

到着すると荷物整理もそこそこにに、

空気を入れ替えると囲炉裏に火を入れます。

 

炭に火を着けると、湿った室内の空気を乾燥させ、

炎が空気の流れを作り、

外から涼しい風を引き込んでくれます。

 

囲炉裏の火は、空き家となっている家を蘇らせ、

体と心も休息モードに。
 
そういえば、この場所を訪れた人はみんな、昼寝をしたくなります。
 
木々に囲まれ、酸素濃度が高いのか、天井が高いために落ち着くのか。
 
原因は定かではありませんが、日常から解き放たれるのか。
 
心をスッキリと片付け、体を休息させる究極のマインドフルネスの場です。
 
 
昨日はオフィスから美しい夕焼けが見えました。