2013-01-18 能登出身の長谷川等伯描いた作品が直木賞に 本、読書 先日、ふと思い立って買い求めた安部龍太郎氏著「等伯」。日経新聞連載時に続けて読めなかったので、改めて読み直そうと。読み始めたタイミングで、直木賞受賞作に。能登に生まれ、33歳で自分の思いを遂げようと京都へ向かった等伯。能登を旅立つ描写には、懐かしい七尾の地名と風景描写が。城山から、観音崎を経て、氷見へ。脳裏に風景が浮かび上がってくる。そして、自分の志と求道心から、故郷を離れて都へと向かった等伯の思い。読み進めながらうなずかされる。