Design + Blog

取材、デザイン、時々コーヒーやカメラに思いを巡らせる毎日。

建築とデザインを巡る映画

 

建築とデザインを巡る人々の才能と葛藤が美しい映像美で描かれます。

 

東京・上野の国立西洋美術館をはじめ、世界中の著名な建築物を手掛けた巨匠ル・コルビュジエと、インテリアデザイナーとして名を残すアイリーン・グレイ。

 

二人を主役に描いた映画「ル・コルビジュエとアイリーン 追憶のヴィラ」。

 

正月明けから県外での仕事が続き、久し振りに戻った金沢はすっかり雪に包まれています。

 

事務所近くの映画館で、作品が上映されていると聞き、踏み固められた雪道を歩いて、足を運びました。

 

才能あふれる二人の心理、嫉妬や葛藤は複雑ですが、南フランスのやわらかな光と輝く海、洗練された建築物のデザインは、寒さに震える身を温めてくれました。

 


 

 

 

 

覚悟した瞬間から始まる道がある

 

「これよりほかに道はない、と覚悟した瞬間から始まる道がある」。

読売新聞に掲載されている「人生案内」。ライターの最相葉月さんの回答が毎回素晴らしい。

短い文字数で、これだけ的を射て、ウイットに富んだ答えを展開される才能には驚かされます。

この日の回答、「これよりほかに道はない、と覚悟した瞬間から始まる道がある」。

そうだよなと、うなずかされる一文。

最相さんは同じ年齢。同じ長さの人生を送ってきたはずなのに、どうしてこんなに的確で、質問者をうまくリードする答えが出るのだろうか。

父親は星新一。DNAと言ってしまえばそれまでだけど。

 

差し入れにいただいた羊羹を味わいながら、そんなことを考えてみました。

豪華絢爛 デラックス

 

金箔レースジュエリー Gold-Knot 伊勢丹浦和店出展も最終日の1月22日まで残り2日となったこの日、スペシャルゲストがご来店。

 

石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」が当社ブースにお立ち寄り。

金箔レースジュエリー Gold-Knot 作品が並ぶ、ショーケースで立ち止まり、つぶらな瞳で、ガン見されていました。

お買い求めには至りませんでしたが、あの真剣なまなざしは、必ずいつの日か再来店され、お求めいただけるものと確信しております。

 

からだに金箔散りばめて九谷五彩の派手好みの、ひゃくまんさんのことですから、気になって仕方がないはずです。

 

笑顔満開 ハッピネスなひゃくまんさんでした。

旅先のカフェにて

 

出張とはいえ、旅先での楽しみの一つは、地元のカフェに入ってその地の空気に包まれながら、コーヒーを味わうこと。

好きな読書を楽しめるひと時でもあります。

JR浦和駅西口にある OkiOkiCafeに入ってみました。

 

明るい光が入ってくるカジュアルな空間で、地元のビジネスマンやお年寄りの中に入りこんで、仕事前にゆったりとした時間の流れを味わいます。

 

持ち込んだのは「高倉健ラストインタヴューズ」(文・構成 野地秩喜)。

一問一答形式のインタビュー記事はあまり好きではないのですが、健さんの言葉の重みと、その言葉を引き出すインタビュアーと健さんの信頼感が心地よく表現されています。

心静め、気持ちを切り替え、今日も出展会場へ向かいます。

30年ぶりの再会

 

出展のために訪問中の浦和。30年ぶりに大学の同級生と再会しました!

 


 

伊勢丹浦和店に弊社のデザインアクセサリー、金箔レースジュエリー Gold-Knot 出展中、浦和に住む大学の同級生が訪ねてきてくれました。

 

フェイスブックでつながっており、「お店をお訪ねしますよ」との知らせはあったものの、対面するのは大学卒業以来。

 

顔を合わせてもわかるかなという不安は杞憂でした。

 

再会したその様子は、30年前と全く変わっていませんでした。

 

こちらがおじさんになっているのに、素敵な笑顔は大学時代そのまま。

とりあえずの近況報告と、卒業以来、双方が歩んだ道を紹介し合いました。

互いの子どもが都内の同じ大学に通っていることも話題に。
 

変わらぬその容姿も相まって、30年の時を超えたような奇妙な出会いでした。

 

そんな彼女も弊社の作品を気に入っていただいたようで、お似合いのネックレスを選んでご購入いただきました。

 

早速、SNSにもアップいただき、うれしい限り。

 

 

次回は金沢での再会を誓ったのでした。

 

 

コーヒーもいいけれど…

 

コーヒー好きで、いつでもどこでも一日何杯もコーヒーを飲みます。

 

それでも時には、コーヒーはちょっと違うかなという気分に。

 

そんな時に手軽に日本茶をいただきます。

 

年齢を重ねてお茶がおいしく感じるようにもなってきました。

 

茶道をたしなむなんて、高尚なレベルではないものの、

 

出張先でもこだわりの緑茶ティーバッグを持参して、楽しんだり。

 

作家で、カフェやコーヒーのライターとして活躍する川口葉子さんの新刊。

 

「本のお茶」(角川文庫)。

明治期、日本美術を海外に紹介した

岡倉天心の名著「茶の本」を抜粋、意訳した作品です。

 

素敵な写真とともに、お茶の魅力を伝えてくれます。

 

一杯のお茶が生き方を変えてくれるのかな。

 

 

 

ボルサリーノ!

ハットピンは、Gold-Knot のブランド立ち上げ時から展開するアイテムの一つです。

 

イヤリングやネックレス以外に、気軽に身に着けてもらえるアクセサリーとして誕生しました。

 

男性が身に着けてもキラリとセンスが光り、小粋にコーディネートいただける逸品です。

 

以前は週刊朝日のコーナー「粋の一品」にもご紹介いただきました。

 

売り場では、デモンストレーション用にソフト帽をかぶり、ハットピンを装着してみました。

 

すると、革製のオシャレなキャップをかぶられた初老の男性がGold-Knotの売り場を通りかかり、足を止めて興味深く眺めています。

「素敵な帽子にきっとお似合いですよ」とおすすめすると、男性は「そうか、ハットピンか。こんなアクセサリーがあるんだ」と手にとって試してみられます。
 

聞けば、ご自宅には、ボルサリーノのウン十万円のハットをお持ちだとか。

ボルサリーノ!

イタリアのオシャレな老舗帽子メーカー!

 

子どもの頃に見たリバイバル映画で、アラン・ドロンジャン=ポール・ベルモンドがカッコよくかぶっていたあの帽子です。
 

お客様は奥様と相談し、いくつかのデザインの中から、お気に入りの一品をお買い求めになりました。

 


 

恐らく頭の中で、ボルサリーノの色を思い浮かべ、お似合いのデザインを選ばれたのかな。

 

ボルサリーノのもとへと、お嫁入りしたGold-Knot。イタリア男に寄り添って幸せだなぁ。

 

いつかは、ボルサリーノが似合う男になり、Gold-Knotをつけてみたいものです。